ワイヤレス電動コンポーネントの先駆けスラム社が廉価版と言える新製品を発表しました。
と、言っても、普通に考えれば結構なお値段ですが、上位機種と比較されちゃうと
『オ、安いじゃん!』と、麻痺している愛好家は多いのでは無いでしょうか。
前後メカがデカイのは特徴と思えば許せそうですね。
クランクのデザインは、上のグレードよりも好印象な気がします。
レバーは上位と異なるデザインとなり、ポッチャリちゃんからスレンダーちゃんへ衣替え
SHIMANOチックな印象が強いので、ポッチャリちゃんでも良かった気もします。
*レバーのヘッドを握った前傾ポジションだとあのデカ頭が良かったのかも ですね。
こうした新しい商品が発表になると・・・
RITCHEYやBREEZERでグラベル組んでみたいなぁ〜、ホイールはZIPPが良いかな?
と、妄想が広がり、買わないし、買えないんですが、楽しくなって来ます。
グラベル買っても何時使うの?と、自問自答しつつ、細身のフレームに太めのタイヤ
カッコイイんだよなぁ〜と、アタマと心の中がポカポカして居ます。
今回は商品発表もウェブ上で実施されたので、事前に商品説明を一読しました。
改めて読み返しますと、興味深い一節があり、既にご承知の方からは
笑われてしまいそうですが、引用させていただき、ご紹介したいと思います。
***Rival eTap AXSのX-Rangeギア構成の主な利点***
ロードバイクはかつてないほど高速で高性能になり、ライダーはドロップバーバイクの可能性を広げています。X-Rangeは、より広いレンジ、より便利でスムーズなギアプログレッション、そしてAXSによるスマートなシフト設定を実現します。X-Rangeは、ギアレンジの一部をドライブトレインのフロントからリアに移すことで実現しています。X-Rangeでは、チェーンリングの歯数差を13に統一し、カセットのギアレンジを10-36T(360%)に拡大しました。これにより、同じフロントリングに長く留まることができ、リアに比べて効率の悪いフロントシフトの回数を減らすことができます。また、フロントシフトが実行された際には、歯数差が小さいことから変速がスムーズに行われ、リアの補正シフトが少なくて
済みます。このように、フロントの変速が少ない、速いということは、適切なギアを見つけやすいということであり、従来のドライブトレインと比較して明確なパフォーマンス上の優位性があります。X-Rangeでは、10Tスタートのカセットを採用していることにお気づきでしょうか。これにより、コグとチェーンリングを全体的に小さくすることができ、11Tスタートのワイドレンジドライブトレインの重量増加を排除しています。
と、読んでみますと なるほどォォ〜と納得出来ます。
が、数値上のギア比は同じようでも、実際の人間が感じ取る『掛かり具合』は別物
クランクへの入力時、力の作用点の関係でチェーンリングの大きさはとても重要です。
それが証拠かどうかは定かではありませんが、プロ選手は市販とは異なるチェーンリングを
使用したりしています。(少し前にパワーメータークランク用として市販開始されました)
こんな事を考えながら自身のパーツが適正なのか?な〜んて悩むのもこれまた自転車の魅力の一つであります。
ちなみに、、、、マイバイクの12SPEED化の折は、トップ11Tしか選択肢が無い
(勿論カンパです)ので、フロントを50*34Tにするか?と悩んでいる最中の読み返し。
これまたアタマがコンガラガリ、行ったり来たりしそうです。
お次は、電動ならではのお助け機能 (EPSにはこの機能はありません)
***RIVALeTAP AXS/ FAQRival eTap AXSの「拡張シフトモード」***
2つの拡張シフトモード シーケンシャル」と「コンペンセ-ティング」です。シーケンシャルモードでは、フロントとリアのディレイラーを自動的に変速して(1段ずつ変速)、レシオが重複するギアへと変速しないようにします。コンペンセーティングモードでは、フロントディレイラーを変速したときにリアディレイラーを自動的に変速して、ギア比の急激な落差を抑えることができます。
うぅーーーん、これは良い機能ですね。
でも、ギアチェンジの際に 脚のトルク(入力)を少しだけ抑え、
チェーンが次のギアへ移ったか移らないかの頃合いを見計らって、入力して行く
そして掛かったなぁ〜と感じたら、踏み込むあの感覚。
そう、まさしく 車や単車で言う所の 半クラ感 あれが真骨頂なのに、
それを勝手にやってくれる?またはやられてしまう?と言うステキな機能。
どうしましょう。。。(勿論モードがオフならば、通常変速です)
しばらくお世話になる事は無いと思われますが、電動アシスト自転車を導入する際は
こうしたお助け機能満載車にしたいと思います。
自転車を操る楽しみから、離れる日が来たら ですね。
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