最近ではあまりお目にかからないフロントフォークのネジさらい

フォークには、下ネジが加工されていますが、ほとんどは粗め加工のため
ダイス掛けをして、適正なねじ山に整えます。
一気にダイスを掛けてしまいたいところですが、摩擦熱が発生し
膨張するために、非常に硬く、少し進んだら、切削&冷却用オイルを塗布しながら
地道に進んで行きます。
以前はねじ切りフォークが多かったので、こうした作業は当たり前でしたが
近年のアヘッドフォークの普及で、あまり見かけない作業になりました。
別の作業をしながら、忘れた頃に一回し、ってな感じの作業です。
最後まで進んだ時の達成感は何とも言えません!

因みに、削りかすを取り除くために一旦ダイスを外したところです。
上2/3が仕上げた所、下の1/3が未切削部分です、こうして見ると結構違いますね。
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